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生育日記紹介の前に・・・

スイカってどのように作られているかご存知ですか?
暑い夏、川で冷やした冷たいスイカを家族みんなで食べる
そんなひとときが一番の贅沢ですよね。

暑い夏のイメージがあるスイカですが、
実は生産量No1の熊本では、スイカって5月の出荷が
一番多い時期なんです。

生産者もご存じの方も、皆さん口をそろえて
「スイカは5月が一番うまかたい」と話されます。

これから紹介するのは熊本県菊池市で5月のゴールデンウイークを
出荷目標として作られているスイカの生育を取材したものです。

なぜ5月のスイカがおいしいのか。
なぜ5月にスイカが出荷できるのか。
農家さんのご協力のもと
取材を行いました。

熊本県産スイカ生育日記

2014年12月1日 スイカ・台木の播種

スイカは生育上の問題で、スイカの苗だけだと、
虫や病気による生育不良になりやすいことから
別のウリ科の植物の根を使って栽培します。

その根となる植物を台木と呼び、
𣜜原さんちではゆうがお(かんぴょう)をの苗を台木にします。

ゆうがおなどの台木を使用することで、
温度が低すぎると成長しにくいことや、
病気にかかりやすいスイカを守ることができます。

この日は、ゆうがおの種まき。
一つ一つ種の向きをそろえて
一定の間隔で並べて播いていきます。
こうすることで、スイカの苗を台木に
接ぎ木するときに作業がしやすくなります。

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約2mほどの長さの育苗箱に橋をかけて夫婦2人で一つ一つ向きをそろえて置いていきます。


発芽適温は25~30℃。
外気温は13℃ほどと暖かくはありませんでしたが、
ハウス内はお昼の日光で28℃~30℃ほどの暖かさに保たれ、
土の中ははもみ殻と熱電線で暖かさを保ちます。


左写真はスイカの種。
ゆうがおと同じように向きをそろえて種を播きますが、
土と同じ色のため、落としたり、播いた時もわかりにくいんだとか。

右写真ははもみ殻。
育苗箱の下にもみ殻を敷き詰め暖かさを保ちます。


2014年12月17日 接ぎ木

この日は10㎝ほどに成長したゆうがおと
5㎝ほどに成長したすいかの芽をつなげます。

素人ではなかなか難しく、できたとしても
苗としてしっかりつながって成長できるかはわかりません。
接ぎ木にはいろいろな方法がありますが、
𣜜原さんちでは挿し木という方法でスイカの苗を作ります。

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<挿し木の工程>
①スイカの芽から1㎝部分の茎を切り平たく削ぐ
②夕顔の小さい二葉を取り除き、真ん中に穴をあける
③切ったスイカをその穴に挿し込む
④完成品。

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左写真:スイカの芽 中写真:ゆうがおの芽 右写真:接いだスイカの苗


ずっとスイカを作り続けている𣜜原さん。
「俺は100%接がるけん。あんたもできるけん、やってみんね。」
素人には難しいベテランだからこそできる技です。


2015年1月24日 定植

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この日は接ぎ木でしっかりつながったスイカの苗を畑に植えます。
ほんとにこれがスイカになるのか?と思っていた苗が
こんなにきれいにつながりました。生き物ってすごい。

外気温約10℃と低いため、スイカの苗を家から2㎞ほど離れたハウスへ。
運ぶのも時間と天気との戦いです。

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長さ100mある𣜜原さんちのハウス。
70㎝ほどの間隔で1列88本の苗を植えていきます。
苗を植えるときは通路側に寄せて
ハウスの外側に向かってつるを伸ばしていきます。
1つ苗に対して実も1つ収獲するため、
そうすることで、管理がしやすくなります。



ハウスの中は28℃ほどと、じんわり汗が出てきます。
ハウスには暖房器具などは一切なく、
4重にかけたハウスと昼間の太陽だけで暖かさが持続します。


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シャイで優しい𣜜原夫婦。毎日2人でスイカの手入れに取り組みます。


2015年2月13日 別棟ハウス建て

この日はアポイント無しで撮影に行ったところ、
これから時期をずらして作るスイカのハウスを建てているところでした。
天気こそよかったものの、気温は10℃以下、
少し強めの風の中2人でハウスにビニールを張っていました。

ビニールを張る作業だけでもすごく大変。
長さ100mを二人だけでするのも大変なことなんです。

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2015年3月7日 摘花・手入れ

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ついこの間定植したと思っていた苗がこんなに成長しました。
スイカはもちろん野菜のほとんどは、放っておくと枝が何本も伸びます。
整枝(せいし)と言って枝を決めた本数に剪定します。これをすることで、
 ・スイカの管理がしやすくなる。
 ・実に栄養を集中させる。
 ・通気性が良くなり病気や害虫の発生を防ぐ。
など、手間はかかりますが、メリットはたくさん。


これは摘花して枝を巻いている手入れ中。
スイカは15~20節目に実をつけると良い品質のものができます。
15節より前の雌花に実がつかないように取り除き、
15節目までを手前に持ってくることで、
その後実がついたときに手入れがしやすくなります。



枝を巻き終わってすっきりとしたハウスの中。
実ができた時の受粉に備えます。(写真左)
右の写真は雄花。花粉の状態を調べます。
今年は雨が多く平均温度が低かったこともあり、
例年よりも花粉の出る量が少ないとのこと。
花を服にサッとこするだけで黄色い花粉が付くと、
受粉には最適です。


2015年3月13日 受粉

暖かい時期にはミツバチによる受粉がありますが、
まだ3月と寒いことや受粉の成功率から、
この時期には人工で受粉させていきます。

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最低気温-0.5のこの日。快晴の空の下。
「はなつけしよるけんこんね。」そういわれて
ハウスに行くと、受粉作業の真っ最中。
ハウスの中は28℃以上の温度と湿度が高め。
汗をぼたぼたと落としながらもくもくと
花付けをしていきます。

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花粉の付きやすいいい条件で育った隣のハウスから持ってきた雄花。
これを雌花に付け受粉させていきます。


スイカは受粉後、4時間以内に雨が降ると受精されず、結実しません。
この日は久しぶりの晴れの日。午前中に受粉を済ませます。

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外気温との差が大きく、カメラのレンズが曇って写真を撮るのが大変なほど。


2015年2月13日 交配後32日目

この日は結実したスイカの成長を見に行きました。
交配してから約50日。積算温度は1000℃で収穫の大玉スイカ。
「4月28日頃には出荷できるかな~」と𣜜原さん。


交配後約10日のスイカ形がいびつであるほど、おいしくなるんだとか。


交配後約20日小玉スイカほどのサイズになっています。


交配後32日目のスイカはこちら直径約30㎝ほどの大きさ。
そのスイカがハウス中を埋め尽くしています。


こんな失敗例もあります。すべてがうまくいくわけじゃないから、農業ってたのしい!?


実がついている中で花がたくさんできているスイカは、結実に失敗したもの。
通常実に送る養分が余ってしまっているために花がたくさんついてしまいます。



裂果したスイカ。水分を急激に吸うことが原因で起こります。
収穫前の大雨など、メロンやスイカは最大の敵なんです。
実がついたからと安心できないのが大変なところ。


2015年5月1日 すいか販売

4月29日から販売をはじめた大玉すいか。
70玉以上のすいかがほんの3・4時間程で完売してしまったために、
この日は30玉程増やして約100玉を販売。
試食に手を伸ばし「あまい!」と驚いた表情のお客さんに
「甘いだけじゃなくて、うまいでしょう?」と笑顔の𣜜原さん。
自慢のすいかに喜ぶお客さんをみて満足気です。


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一度試食して「1玉…いや2玉ください。」というお客さんから
一人でスイカを30玉近く買っていくお客さんまで。
3日間、売れ残ることなく完売してしまう大玉スイカ。
今後の連休もスイカを求めるお客さんでたくさんになりそうです。

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たくさん並ぶスイカにお客さんも試食に手を伸ばさずにはいられない。

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真っ赤ではなく、ほんのりピンク色をしているのに食べると「甘い!旨い!」と驚いてしまいます。


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