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ふかふかの土壌で、天に向かってすくすくと育つ


菊池平野を抜け、山あいの道を南へ進んでいくと
突然視界が開け、広々とした花房台地(はなぶさだいち)が広がります。
小ネギ生産者の木村公彦さん(46)は、小ネギを一株一株傷つけないように丁寧に手摘みし、
根っこに付いた泥を優しく落とします。
「花房台地の黒土(くろつち)は、ふかふかのゆりかご。
だから、小ネギは天に向かってまっすぐに伸びるんです」と語り、
小ネギをいとおしそうに見つめます。

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ハウスで小ネギを育てる木村公彦さん


土作りに、雑草取り。勘を頼りに、一つひとつ手作業で

多い時は、1日に200袋ものネギを収穫するという木村さん。
メロン農家から転身して、15年。有機たい肥や米ぬかを土壌に混ぜたり、
夏場のビニールハウスで雑草取りに精を出す日々は、体力勝負です。
特に、発芽してから10日間ほどは、生育がむずかしい時期。
土の状態や小ネギの色つやを見極めながら、水の量を細かく調節していきます。

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 種を蒔き、芽が出ることに感動と愛おしさを感じると木村さん


色つや鮮やかで、香りが強い木村さんの小ネギ

「全国の皆さんに、菊池の野菜のおいしさを知って欲しい」と語る木村さん。
朝、暗いうちからハウスで収穫し、ピンとまっすぐに伸びた形のよいものだけを選別。
袋詰めし、その日のうちに出荷します。
緑豊かな菊池の大自然で、心を込めてつくる小ネギ。
色つやがよく香りの強い木村さんの小ネギは、
深い愛情と菊池の豊かな自然にはぐくまれています。

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 卵焼きに入れても、とっても美味