菊池米 ヒノヒカリ美味しさ

日本にはたくさんの品種のお米がありますが、
一般的にはねばり気の強いコシヒカリが多く食べられています。
コシヒカリになじみがある方は九州のヒノヒカリはあっさり
しすぎで物足りないという方もいらっしゃるようです。
しかし、実はヒノヒカリには隠れた才能が!
それはお米が冷めた時、特にお弁当の時には
他のお米の品種にはない力を発揮します。

是非ヒノヒカリのこと、菊池米のことを
知ってファンになりませんか?


生産量は全国で3番目のヒノヒカリ


西日本、特に九州での生産量が多い「ヒノヒカリ」。
熊本・菊池で作られるお米のほとんどがヒノヒカリです。

最近ではコシヒカリのもちもち感に近い「にこまる」
という品種の生産量も増えてきていますが、
「昔から食べなれたヒノヒカリがうまかね」と
地元住民の間ではヒノヒカリが人気です。

東日本にお住まいの方で「ヒノヒカリ」ってなじみがないという方も多いかと思いますが
実はヒノヒカリの生産量は全国で3番目と高い生産量を誇っています。

お米品種の生産量ランキング
平成28年度の品種別生産量ランキング

日本でのお米の生産品種は圧倒的にコシヒカリが多く、
東日本で扱うお店も少ないことから
名前はなんとなく聞いたことがあるけど
食べる機会はなかったなあなんて方も多いかもしれません。


濃い味のおかずに寄り添うそれがヒノヒカリの役割です


味が濃くもっちり柔らかのコシヒカリとは対照的に
ヒノヒカリはあっさりとした味わいをしています。
濃い味のおかずや丼物などで食べるヒノヒカリは
おかずを邪魔せず、そっと主役を引き立てるます。
まさに、名脇役と言えるのがヒノヒカリの特徴です。

生産量ランキング上位品種の食味チャート お米品種の食味チャート
※生産地や生産者、炊き方、新米・古米などでも異なります。あくまでも目安としてご覧ください。

地元菊池でも、丼物に合うお米ということに関連して、
地元の食事処がそれぞれのどんぶりメニューを考案して提供する
「菊池のどんぶりスタンプラリー」も開催していました。(H28終了)

菊池産の肉、野菜、お米にこだわって作ったどんぶりには
「どんでん返し」と名付けられた特別メニューも!
配膳されるのは一見ご飯をよそっただけの器。
それをお皿にひっくり返すと、美味しそうな野菜やお肉。

まずは一口。菊池の米を食べてから。をコンセプトに
作られたどんでん返しはおいしい・楽しいと人気でした。


ヒノヒカリにもう一つ欠かせない特徴。それは・・・

冷めてももちっとした食感
むしろ冷めたらさらに美味しくなるのがヒノヒカリ。

冷めてももちもちとした食感で硬くならないから
冷めてから食べるお弁当にはヒノヒカリがおすすめ。
お弁当は冷めるとおいしくないから、暖かい社食や学食
という方でも、一度ヒノヒカリを試してほしいお米です。

菊池米のおいしい食べ方

お米の美味しさは炊く前のとぎ方や水加減によっても変わってきます。
新米や古米などにも注意して、美味しいお米を食べてくださいね。


日本一うまい米を!お米の食味にランクをつける


お米を主食とする日本。
お米が好きな方やの中には
「白米を食べないと一日が始まらない!」
「日本一美味しいお米が食べたい」
というお話も良く聞きます。

日本一美味しいお米と言っても
美味しいお米ってどうやって決めるの?
品種も産地も違うのに美味しさに基準なんてあるの?
と思ってしまいますよね。

そこで始まったのが「米の食味ランキング」。
専門の食味評価エキスパートパネルがお米を食べて比較評価する
官能試験を基本としてお米にランクをつけて行きます。
これを第三者検定機関としてはじめたのが
一般財団法人 日本穀物検定協会(略称:穀検)です。

まず、ランクをつけるにあたり比較基準となるのは
複数産地のものをブレンドしたコシヒカリ。
この基準に対して、特に良好なものを「特A」
おおむね同等を「A´」、良好なものを「A」、
やや劣るものを「B」、劣るものを「B´」と
5段階でランク付けが行われます。

菊池市食味コンクール 菊池市食味コンクール


特A米☆菊池が誇る「七城(しちじょう)のこめ」


1971年から始まった米の食味ランキングは
穀物を安心安全に流通させることを目的として設立された穀検によって
米の生産技術向上を目指して始められました。

平成28年のランキングでは全国の141銘柄米が集められ
そのうち44銘柄が特Aへと輝きました。

この年、九州熊本では悪天候の影響で
全体的に今年のお米の食味は前年を下回るかも
という声が聞こえてきていました。
しかし、七城のこめも含まれている「県北ヒノヒカリ」も
熊本内で唯一特Aへと輝き連続受賞記録を更新しています。

この食味試験は、商品一つ一つに対しての評価ではなく
主な産地品種銘柄に対してのランク付けとなっています。

熊本では5つの銘柄が供試試料として提出されており
県北ヒノヒカリ・県南ヒノヒカリ・
県北コシヒカリ・県北森のくまさん・県北くまさんの力
の中の県北ヒノヒカリに「七城のこめ」が含まれています。
(平成27年までは城北ヒノヒカリとして登録。)

特A米七城のこめ

熊本のお米の人気は江戸時代からだった!?


「幕藩時代、肥後米と云えば名声天下に聞こえた全国中之と比肩するものなく、
年々将軍家の飯米として貢献せされ、民間にては鮨米として特に珍重されしものにて、
云うまでもなく藩の財政は全く産米によりて支持され、其の豊凶は直ちに一藩の財政に
大影響を及ぼす関係にありしものなり」(肥後米券社史 1939年出版)

これは、昭和14年に出版された「肥後米券社史」に記された
当時の肥後米がどれほど高い評判を受けていたがわかる一文です。

江戸時代の肥後米はその時代に一番偉いとされる将軍が食す
献上米として有名なお米でした。
更に平民の間でもすし米として大切に扱われ、
肥後米に匹敵するお米はないと言われるほどに
高い評価を受けていました。

江戸時代よりも昔から穀倉地帯として、米づくりの栄えていた菊池のお米は
その肥後米の産地の一つに菊池米も含まれていたと考えられています。

献上米肥後米


菊池米も肥後米の一部として流通していました


日本名水百選にも選ばれたことのある「菊池水源」。
この水が流れる菊池川は、九州で10番目の長さと言われる一級河川であり、長さは約71㎞に及びます。
この菊池川は阿蘇山の麓より発し、現在の菊池市、山鹿市、和水町、玉名市を通り有明海へと流れ込みます。

菊池川の河口にある玉名市には、1368年頃から利用されていた
高瀬船着場があったとされており、現在は跡地として残っています。
1588年頃には米の集散場設置などのため河口の改修が行われ、
重要な商港として栄えていたことが分かっています。

この高瀬船着場は江戸時代以前から重要な港として利用され、
江戸時代には、全国の年貢米が集まっていた「大坂堂島米会所」まで
お米を運ぶための集積場とされていました。

現在の3市1町を流れる菊池川を荷物を集めながら下り、
そこで集められたお米は天下の台所で有名な当時の大坂まで運ばれ
日本全国のお米が集められたとされる「大坂堂島の米会所」へ集められました。

江戸時代、日本全国から大坂堂島米会所へと運び込まれていたお米は450万俵、
その中の肥後米は40万俵、そのさらに半分の20万俵は高瀬港を出て行ったと言われています。

このことから、江戸時代に日本一旨いと言われた肥後米には
菊池米もその一つとして含まれていたと考えられています。


菊池川流域米、2000年の歴史


日本における水田の歴史は長く、水田は朝鮮半島から九州に伝えられ
およそ2,100年前から始まっていたと考えられています。

菊池を含む菊池川流域では、歴史的な古墳や城、米作りに関連する井出や棚田など
数多くの史跡が残っていることから米作りは2,000年前から行われていたと考えられています。

その歴史をたどり3市1町(菊池市、山鹿市、和水町、玉名市)共同で作り上げた
【米作り、二千年にわたる大地の記憶~菊池川流域「今昔『水稲』物語」】
を制作し、2017年に日本遺産に認定されました。

日本遺産に認定されたストーリーのPDFはこちらから!

(※日本遺産・・・日本の文化伝統を語るストーリーを「日本遺産」として認定し、
         国内外に打ち出し、観光など地域活性化につなげていくというもの。)


菊池川流域の菊池市、山鹿市、和水町、玉名市には弥生時代の大集落遺跡群が発見されており、
米作りに使用されていたとされる道具、特に鉄器が数多く発掘されています。

その後、5世紀後半~6世紀初頭に築造されたと推測される
チブサン古墳(山鹿市)を筆頭に117基にも及ぶ装飾古墳群が発見されています。

岩原双子塚古墳(山鹿市)は菊池川流域で最大規模の前方後円墳であり、
江田船山古墳(和水町)は出土品のほとんどが国宝に指定されています。

この古墳群は米作りにより得た財力や富により繁栄、築造されたことを表しており、
米で財力を得るほど、盛んにの米作りが行われていました。


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